【ソバキュリアス】断酒の方法と知っておきたい3つの心構え
断酒の方法。そう疑問をもつだけでも、まずは素晴らしいことです。ところが、
ネットやSNSを見ていると、お酒の悪い要素を語る人は少ない。
だからこそ、今この記事を読み始めているあなたの疑問を解決できたらと思う。
私は断酒やソバーキュリアスに出会ってから、人生の舵取りが一気に変わった。
私自身もまだまだ断酒ライフは続くが、微力ながら誰かの力になりたい。
そんな思いももちつつ、お伝えしていきます。
断酒の3つ心構えとは
ではさっそく、タイトルのお話からしていこうと思います。
冒頭にもある通り、具体的に断酒の方法というのは、あまり語られていない。というのも、人によって流儀や境遇、環境の違いというのがあるからです。
そんなこと言ったら、断酒の方法を知りたいあなたの疑問の解決にならないじゃないか…
安心してください。できる限り具体的に、私見も踏まえつつお伝えしていきます。
まず、はじめに断酒をする前の心構えについてです。なんとなく、イメージがあった方が断酒もはじめやすいのではと感じます。
慣れないことに慣れる
これは、断酒やソバーキュリアスをはじめるにあたって、最初の課題かもしれません。
例えば、仕事終わりの1杯が毎日の日課だったり、週末はどこの居酒屋に行こうか常に考えていたり、ストレスをお酒で紛らわすなど、それぞれの習慣があるかと存じます。
断酒をはじめると慣れないことがつづきます。
年をとっていくと脳も衰えていき、新しいことがだんだんと理解しづらくなっていくというのもよく聞く話です。慣れないことを受入れづらくなるということ…
断酒やソバーキュリアスにおいても、
・断酒をはじめた最初の夜
・仕事終わり、お風呂あがりの1杯
・連勤終わりの1杯
・休みの昼間の1杯
・シラフでの飲み会の参加(ゆくゆくは)
などなど。挙げればキリがないのですが、そういった定番コースにもお酒がないパターンに慣れるということが必要です。ここは、新しい自分に出会えるという、ワクワク感をもって乗り切りたいところです。
余る時間
『慣れないことに慣れる』とつながってきますが、今度はいつも飲酒していた時間が、
『隙間』つまり空いた時間に変わります。
ここも前もって頭にいれておきたいポイントです。
例えば、夜の飲酒時間を読書や映画など、集中が必要な作品を見ることにあてたり。
身体的にも精神的にも良いと言われる今話題のヨガをしてみるなど、なにか見つけておきたいところです。
せっかくなら、自己投資など成長や豊かさを求めたり、健康に目覚めたりすると、断酒においての心配ポイントである、メンタルやストレス解消など、自己肯定感アップにも繋がっていくと思います。
引き金を知る
断酒をはじめて再飲酒する割合として3割は再飲酒で7割はポジティブな期待をするというデータもあるそうです。
(※参考文献:東京都総合医学研究所 依存性物質プロジェクト:アルコール再飲酒評価尺度)
アメリカのニュースでは、4割〜6割が再飲酒するというデータもある。
それぐらい、もはや再飲酒はあるあるなのではないかと個人的には感じます。こちらも知っていて損はないでしょう。
大事なのは誘惑に負けて再飲酒した際に、
二日酔いになり自己嫌悪にかられるというのには、いい傾向が隠れているということです。
再飲酒により、感じる罪悪感は断酒の決意を固くする
飲むという引き金をひいたときに、自己嫌悪→『自分は異常だ』ではなく、『やらかしてしまった』と感じることが重要です。
そうすることで、次の引き金が来た際にこの1杯を飲むとどうなるのか疑問をもちはじめます。
それを繰り返すうちに断酒期間が長くなることに喜びを覚えることでしょう。
そして断酒期間が長くなると、心身共に調子が良くなっていき、健康な自分に気付く嬉しさも増えてきます。
結果、お酒に必要性を感じなくなるというのがいい流れです。
少し前置きが長くなりましたが、正直具体的な断酒の方法よりもここまでの話の方が大事なことなのかもしれない。
とはいえ冒頭にもある通りここで終わっては今回の記事は成り立たない。
具体的な断酒の方法(経験談)
それでは、ようやく断酒の方法に参ります。
これがメソッドになるぐらいの、心の持ちようでお伝えしていこうと思います。
①発信する
SNSや、ブログなどで発信することです。
私自身もやっていることですが、特にTwitterでは、#断酒 #Twitter断酒部など、コミュニティーが既に出来上がっているように感じます。
そこで発信することで、一緒に断酒をがんばっている人の生の声が見れます。いい影響を与えてくれるでしょう。
また、自分自身も自ら断酒ということを宣言することで、引き締まる部分も必ずあると思います。
②正しい知識を身につける
私自身感じる部分として、正しい脳科学や医療に基づいた知識を得ることで、気が楽になったという体験をしています。
例えば、脳科学的にアルコール自体が元々人間は依存しやすいものという知識。
自分が異常と決めつけていた私にとって、救いとなる知識でした。
というように、正しい知識を知ることで、そもそものアルコールやお酒に対する見方自体が、180度変わったりもします。
③誘惑になりうるものから距離をとる
色々な著書でもよく書いてますが、1番はテレビとかCMです。
昔から潜在的に刷り込まれているんです。お酒の楽しくてポジティブな部分だけが…この威力は強いです。
あとは人間関係。これは仕事上難しい方もいるのは理解できます。
もし本気なのであれば、思い切ってお酒関係の人間関係を全て一度断ってみるのもいいと思います。
人間関係の断捨離にも繋がります。(個人的に、人間関係において処理的な時間は、少ないほうが断然いいと気づいた)
シラフでも楽しめるようになったら、参加してみてもいいかと。
④趣味や、好きな行動を見つける試す
私の場合、元々趣味はある方だったので、空いた時間を埋めるのにはそこまで苦労はしなかったが、
中には断酒をはじめると、ぽっかり空白が開くなんて方もいるのは理解できます。
やはり断酒により、私自身も今この記事を読んでるあなたも、心身共にハッピーになりたいと考えていると思います。
せっかくなので、健康に目覚めるのがベストなのかもしれない。
私自身もちょっとずつ肌や体、メンタルが調子良くなっていく気づきが嬉しくて継続できましたし、最終的に飲む理由が見つからなくなります。
結局、なにをするにも心と体が元手なので。
⑤生涯断酒orソバーキュリアス
これは、多分記事や著書としてまだ全然見つからない考え(国内では)
私は元々ソバーキュリアスに感銘を受けて今もなお断酒中です。私はいわゆるソバーキュリアン(ソバーキュリアスを実践する人)です。
ソバーキュリアスとは、あえてお酒を飲まない生き方やシラフで楽しむライフスタイルです。
なぜ断酒ではなくソバーキュリアスか? それは我慢が本質的な得策と思えないからです。
我慢はいつか崩れると感じてしまいます。コロナ禍の自粛疲れも同じです。人間ですから。
・飲みたくてしょうがないけど、工夫して『生涯飲まない』と考えるか
・シラフによる変化に興味をもち、好奇心として『あえて飲まない』と考えるか
これに関しては、自分に合った方法でお酒と向き合えばいいのではないかと思います。
どちらにしろポジティブでいることや、変化に気付くことはとても重要なことです。
ちなみに私はこの考え方がピタッとはまって、タバコも辞めることに成功してます。
心身共にハッピーな状態を、手にいれたいものです。健康は幸せなことです。
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