【ソバーキュリアス】ウィルキンソンの#soberって一体なに?

【ソバーキュリアス】ウィルキンソンの#soberって一体なに?

3月15日にアサヒのウィルキンソンから発売された、

#soberという炭酸水

こちらは、ソバーキュリアスのソバーからきている。そもそもソバーキュリアスと聞いて、いまいちピンとこないかもしれない…

一体なんのこと?と疑問を感じているあなたのために、本記事ではわかりやすく説明していきたい。

 

 

#sober(タグソバー)とは

タグソバーとは、冒頭にもある通りソバーキュリアスからきている。ソバーキュリアスとは(sober culious)  sober→シラフ culious→好奇心と、直訳するとシラフでいる好奇心。

欧米ではすでに流行している言葉で、Z世代やミレニアム世代を中心に指示されている考え方でありライフスタイルのこと。そのラフスタイルとは、

あえてお酒を飲まないで、シラフでいることがかっこいい!

というニュアンスの価値観です。実際に、ここ数年のノンアルコール市場は右肩上がりで、若い世代のアルコールの消費量も減少していってる。そんな流れもあり、ビールやウィルキンソンなどで超有名なアサヒから3月15日に発売されたのが、新しい炭酸水フレーバーで商品名が#Sober(タグソバー)というわけです。

公式サイトでも発売前から、ソバーキュリアスのページが設けられていてコンテンツが作れていたり、商品名にハッシュタグがついていることから、企業としても今後流行する予想で打ち出しているのではないかと感じます。

YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと…

 

タグソバーは、レモン香るスパイシージンジャーというフレーバーで、これも若者向けに行ったアンケートで最も多かった組み合わせとのことです。

ここからは私見ですが、商品名・CM・起用タレントから見ると、完全にバズらせにいってるのを感じます。(笑)

ただ本サイトも、ソバーキュリアスや断酒に関連するサイトになっていて、ノンアルコールやソバーキュリアスが流行していくのは基本的には良いことだと思います。

 

ソバーキュリアスは今後流行るかも?

そもそもソバーキュリアスとは、

あえてお酒を飲まない生き方

ニュアンスとしては、飲まないことをポジティブにとらえて、健康的・充実・ハッピーな選択肢として自発的に断酒を選んでいるということ。

それが若者にとっては、あえて飲まないのがクール!という価値観でどんどん広がっているというわけです。そして、ソバーキュリアスを実践する人は『ソバキュリアン』と呼ばれている。

断酒と似ているが少し違うソバーキュリアス。その違いに関しては、後ほど書いていきます。

ではソバーキュリアスがなぜ若者にうけているのか?考えてみたい。そこには2つのバックボーンがあるのではと考えます。

・SNSが常にある時代で、その情報量からお酒にいいことがないのを既によく理解している

・ミレニアル世代は、過去の世代の生き方、やり方に対して疑問をもっている

という2つです。では、なぜ若者にうけているのか。

Z世代やミレニアム世代は、心と体の豊かさを求めるという。それにあたって、目にするもの口にするもの全ての物事に『意味』や『ストーリー』を求めています。

お酒を飲む時間も同様で、飲む際にも『意味』や『ストーリー』を求めていて、お酒を飲んで瞬間的に物理的に楽しくなるよりも、心の通わせれる気の知れた仲間と、シラフで他愛もない話をしてノンストレスで、心理的に満たされたいと感じているのが多い世代というわけです。

つまり、多様化の時代や、新しい価値観を求める流れから、このソバーキュリアスに繋がっているというわけです。

とはいえ、海外と少し違うのが日本には日本特有の居酒屋文化があります。これには根強い印象を持っている方も多いと思います。

というように、今後のアルコール市場やお酒カルチャーの動向が気になる筆者の見解となります。

 

ソバーキュリアスにメリットはあるのか

そもそも、お酒が元々飲めない体質の下戸の人もいる。

どちらかというとマイノリティーだった下戸だが、このソバーキュリアスの流れによってその考え方も変わってくることでしょう。もしかしたら、近い将来逆に飲む人の方がマイノリティーになったりして…こればかりは未来のことなので誰もわからない。

とはいえ、実際のメリットとして、精神的にも身体的にもいい効果はありそうなのだ。興味のある方は下記記事を、是非一度読んでみることをおすすめしたい。

 

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コロナというパンデミックによって、世界中でライフスタイルが変わり、本当に必要なことと必要のないことをじっくり見つめ直す時間ができたのは言うまでもない。

社会的にも多様化が進むこの世の中で生活習慣やお酒、人間関係など、幅広い面で価値観が多少なりとも変わったという方も少なくはないのでは?

私自身も、元々は大酒飲みで週に何回も居酒屋に行っていたタイプだが、ソバーキュリアスや断酒に見出され今ではここ数年お酒には魅力を感じなくなっている。

個人的に、ソバーキュリアスとして最もいい効果と感じているのは、

二日酔いがないということ

お酒を飲む人には一度は経験したことがありそうな二日酔いだが、ソバーキュリアスの世界には朝目覚めてからの、気持ち悪さ・頭痛腹痛・嫌悪感・落ちるメンタル・なくす記憶・やる気の低下などなど…

二日酔いががないと聞くとシンプルに魅力を感じるのではないでしょうか?

そんなソバーキュリアスというムーブメントによって、二日酔いのない世界がもしかしたらくるのかもしれない。