【ソバーキュリアス】飲みたくなった時したい断酒のコツ3選!
断酒〇〇日目!今日はスリップしてしまいました…
そんなツイートをほぼ毎日目にします。断酒中、どうしてもお酒が飲みたくなる時ありますよね…
葛藤に葛藤を重ね、結局再飲酒。
そんな飲みたくなった時におすすめしたいこととは?
関連著書はほとんど読破した知見と、自力でひとりで乗り越えた私見を踏まえてお伝えしていきます。
再飲酒による断酒失敗はチャンス?
まずはさっそく再飲酒してしまった時の話からですが、結論からお伝えすると…
再飲酒は好循環の前触れという可能性があります。
理由は2つあります。
自分がお酒を欲する理由がわかる
著書:あえて飲まない生き方 ソバーキュリアスによると、飲みたくなるときの引き金は2種類あるといいます。
①緊張や不安をほぐしたい時 ②ほろ酔いで楽しい時間を懐かしむ時
私はこれを読んだ際に、納得してしまいました。たしかに飲みたくなる時はそのような状況だと感じます。
あらゆる場面で、現実から逃れるためにお酒に頼ってしまう。そのような、現実の問題をシラフで解決していくということ。今までの飲酒習慣を考えると難しいと感じるかもしれません。
自分に正直になって考えてみると、①も②どちらも自分の弱い部分を見ないふりしてきたと感じます。
私の例で言うと、人前で話すタイミングや面接・面談など控えている時は緊張や不安感に囚われ、前日にかなりお酒を煽り結局二日酔いで大失敗。経済的に悩んでいるときも、現実と向き合わずにその場しのぎでお酒に頼り楽しむことで、一時的に忘れるなどなど…
ですが、正直になって向き合った私なりの気づきとしては(ようやく)
断酒=成長ということ
緊張や不安は乗り越えると必ず成長できるというタイミングだったり、現実に悩みがあるならそこに対して改善する努力をするべきだった。
できない自分やダメな自分を受け入れて正直になると、スッキリするものです。あとは、愚直に行動を変えていけば断酒とともに成長した自分が待っています。
断酒の決意が固くなる場合もある
飲酒の悪循環ができている時は、周囲の人や世間体に対して『引け目』を感じている時です。
人は、他の人とどうしても本能的に比較してしまうものです。比較したときに、自分の飲酒習慣は異常だ。と思ってしまい自己嫌悪に陥ることで、お酒に頼ってしまいそのサイクルから抜け出せなくなっている。
そこで、再飲酒した際の感じ方として
飲んでしまった…やらかしてしまった…
と感じている場合、ここに意識の変化があります。『引け目』から『罪悪感』への変化。
ヒューストン大学の研究者ブレネー・ブラウン曰く『ダメな自分を改めるよりもダメな行動を改めるほうがずっと楽である』ということを話してる。
引け目は人格、罪悪感は行動。自分の人格を周囲と比べて引け目を感じている所から、自分自身のしてしまった行動に対して罪悪感を感じている。
これは、再発防止に繋がる前触れということだ。そうやって再飲酒の度に『罪悪感』を感じ自己嫌悪に陥ることで断酒の決意がより強固になるというわけです。
断酒の期間が長くなっていくほどに、嬉しさや効果を実感するようになってきて、どんどん続けることが楽になっていくという好循環のサインでもある。それが再飲酒はチャンスという所以です。
タイトルの内容まで前置きが長くなってしまったが、飲んでしまったというのは、捉え方次第では好転する可能性があるというお話です。
とはいえ、誘惑を断ち切り断酒を継続させたいという思いから、この記事を読んでいるかと思いますので、ここからは飲みたくなった時にとるべき行動に関して。
【スリップ】飲みたくなった時にとるべき行動3選!
知見と私見から、具体的にお伝えしていきたいと思います。
マインドフルネス(瞑想)をする。
マインドフルネスは、『今ここ』に心を向けること。
前述にもある飲みたくなる時は、緊張や不安をほぐしたい時や楽しい気分を懐かしむ時とあります。それを噛み砕いてみると…
『過去のこと』や『未来のこと』
今まであったことの思い出やストレス要因、明日以降にある緊張する予定や仕事の不安など。これらは、『今ここ』に心や思考、感情を向けられていない状態なのです。
今考えなくていいことも、頭の中でグルグルと延々と悩んでしまい、それを紛らわすために飲酒する。私もそうだったのですごく理解できます。
だからこそ、それをコントロールする。そのトレーニングになるのが、マインドフルネスや瞑想。ついでに体も動かして健康に繋げるエクササイズがヨガというわけです。
自分の心をコントールするというのは、誰しもが簡単にできることではありません。ですが私自身の経験上、トレーニングをすることで、できるようになっていきます。そして好転していく可能性もあると思います。
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自分が本当に好きな趣味や遊びを見つける
断酒をするとできるメリットのひとつとして、
『時間』ができる
今まで飲酒習慣があった、仕事終わりや休みの日に時間ができると思います。そこで手持ち無沙汰になり、今考えなくていいことで悩んでしまったり、楽しい気分を思いだしたり、そこで飲酒したくなってしまうなんてことも。
いい機会だと思って自分の心の断捨離をしましょう。ミニマリズムの考え方にも似てくることですが、自分が本当に必要で好きなことだけに時間を使うと、心が豊かになりハッピーな気持ちになっていきます。そこで大事なのは、
誰かに合わせないで、自分軸で考えること
社会にでると、我慢や人に合わせることが大人で、気づけば考えることもやめてしまう。残念ながら、これはあるあるだと思います。
好きな行動や没頭できることを見つけましょう。それで稼ぐわけじゃなく趣味や遊びなので、本当になんでもいいんです。
ヒントは、昔に遡ると見えてくるかもしれません。なぜなら、子供の頃はシラフでもあんなに楽しめてたのです。小さいころに好きだった遊びや行動は、意外と根っこにある好きなことなのかもしれません。
自分らしいお酒の代替えとなるものを楽しんでみる
これは人によって、引き金はそれぞれなので正解はないと思います。
私見として、ノンアルコールドリンク(ノンアルコールビールやノンアルコールレモンサワーなど)は遠ざけてきました…なぜなら私の場合良いイメージが蘇ってくるからです。
断酒をすると期待するのが、メンタル面やフィジカル面に対する健康的いい効果だと思います。実際に、健康面で良い兆候が見られると断酒が楽しくなってきます。ですから、
折角なら健康的な水分を摂る。
例えば、水。水は、欧米の研究だと2リットル〜3リットルとるべきという話もあるそうです。そうなると、結構大量に水を飲まないといけません。
長くなるのでここでは、詳しい説明は控えておきますが、私はたまたまウォーターサーバーがあったのでひたすら水を飲んでました。
その他にも、韓国で流行していた美酢などもいいかもしれません。美酢は、内臓脂肪を減らしたり、腸内環境を整えるなどいい効果があるらしい。
今回の記事は以上になります。ありがとうございました。