【ヨガの種類】マインドフルネスヨガとは？その特徴や効果を解説！
『マインドフルネスや瞑想するといいよ』
なんとなく、SNSや周囲の声などでもたまに聞こえてくる瞑想やマインドフルネス。
それって一体なんのこと？なんて疑問をもっているあなたのために。
今回の記事では『マインドフルネス』や『マインドフルネスヨガ』についてや、やり方に関して簡単にわかりやすくお伝えしていきます。
マインドフルネスヨガとは？
マインドフルネスは、『心を今ここに注意を向ける』とあります。
本来、ヨガやマインドフルネスヨガも基本や根源にあるものは一緒。
体を動かしリラックスして瞑想をする。
ポーズや呼吸法だけではなく、リラックスして気持ちを落ち着かせるところを大事にしています。
昨今ジムなどで実際に行われているヨガは、運動やフィットネスなどの健康的な要素が目的になっていってる。
一方でマインドフルネスヨガは、健康的な要素よりもメンタル麺（精神的な部分）に重きを置く。
『今に集中して、今の自分の状態や起きていること』
つまり、自分の今の心や体の感覚に注目することを目的にしているという違いがあるというわけです。
そもそもマインドフルネスとは？
マインドフルネスとは先述にもあるように…
心を『今ここ』に注意を向けること
感覚や感情、思考を冷静に観察している心です。
これだけでは少しまだわかりづらい…マインドフルネスが足りていない状況を知ることで、イメージがより深ま
るかもしれません。
『マインドフルネスが足りていない状況』とは？
☑︎心配しても仕方がないことを気にしてしまう
例→まだ起こっていないことや、当日を迎えないとわからない不安など。
☑︎もう終わった過去のことを延々に考えてしまう
例→今日起きたちょっとした失敗や、前にあった嫌なこと、考えても考えても解決しないようなことなど。
☑︎注意があちこちと散漫になっている
例→遊びやでかけている時など目の前のことに、集中できずあれこれと今考えなくてもいいことを考えてしまうなど。
よくある！なんて方もたくさんいるのではないでしょうか？つまり…
『今ここという現実との繋がりが失われている。かつ、その事を自覚していない状態。』
そんな状態から抜け出すために、マインドフルネスや瞑想が効果的というわけです。
マインドフルネスヨガのルーツ
マインドフルネスヨガは、その伝統的なヨガの練習にマインドフルネスの側面を組み合わせた思想の一派である。
このタイプのヨガは、ホリスティックな癒しと精神的な健康を培うのに効果的であることが分かっています。
仏教哲学の系統とマインドフルネスの核となる原則、そして身体的、精神的、霊的な健康とバランスを培うというヨガの古来の基盤に基づいています。
マインドフルネスヨガを実践することで、自分の考えや感情を明確に観察することができ、自己認識力を高めることができます。
さらに、ストレスや不安を和らげ、集中力を高め、身体の健康を増進し、周囲の世界との相互関連性をより強く感じることができるようになります。
マインドフルネスヨガは、単に身体のポーズを流すだけでなく、より大きな自己発見へと導くことで、プラクティショナーの中に、より深い変化をもたらす可能性を秘めているのです。
マインドフルネスヨガの特徴
マインドフルネスヨガは、伝統的なハタ・ヨガに、仏教の瞑想から得た「今この瞬間の気づき」を融合させたものです。
このタイプのヨガは、よりマインドフルネスと瞑想を生活に取り入れる方法を探している人のために作られたものです。
マインドフルネスヨガの実践者は、気づきの感覚を高め、集中力を高め、ストレスや不安を穏やかに軽減することをしばしば経験します。
マインドフルネスヨガのクラスでは、アーサナやプラーナヤーマに加え、ガイド付き瞑想、質問、自己反省の時間もあります。
ヨガのポーズとガイド付きのマインドフルネスや瞑想を組み合わせることで、プラクティショナーは微妙なレベルの変容にアクセスすることができます。
マインドフルネスヨガは、ユニークでパワフル、かつ穏やかなプラクティスであり、プラクティショナーは、より多くの気づきと回復力をもって内と外の世界をナビゲートするためのツールを得ることができるのです。
マインドフルネスヨガはどんな人におすすめ？
マインドフルネスヨガは、個人の集中力を高め、全体的な健康状態を向上させるのに有効な方法です。
この練習は、心にバランスと明晰さをもたらし、内なる平和を培うことができます。
身体の健康を改善したい方、ストレスや不安に対処したい方、全体的な幸福感を高めたい方におすすめです。
特に、メンタルヘルス不調、慢性的な身体疾患、感情的な苦痛、圧倒されて疲れていると感じている方に、マインドフルネスヨガをお勧めします。
このプラクティスは、感情のコントロールを助け、うつ病に苦しむ人々にしばしば必要とされる感情の解放を提供することができます。
マインドフルネスヨガは、身体の痛みに苦しんでいる人や、自分の身体との全体的な関係を変えたいと思っている人にも有益です。
最後に、この練習は、薬物に頼らないリラクゼーションを必要としている人に理想的です。
マインドフルネスヨガの基礎知識
マインドフルな動きやヨガなどのポーズは、全身の健康やウェルビーイングに欠かせないプラクティスです。
マインドフルネスヨガは、ヨガの身体的・精神的要素、ガイド付き呼吸法、そして自分自身に注意を向ける練習を組み合わせたプラクティスである。
このプラクティスは、体力をつけ、心をリラックスさせ、穏やかな気持ちを促進するのに役立ちます。
マインドフルネスヨガの練習をすると、自分の動き、呼吸、感情がどのようにつながっているかを意識するようになり、より意図的に練習することができるようになります。
マインドフルネスをヨガの練習に取り入れることで、身体とその感覚を意識するようになり、身体的・心理的な健康にも役立ちます。
マインドフルネスヨガを定期的に練習することで、集中力が高まり、体のアライメントや姿勢が良くなり、自分自身の中と外部環境の両方につながりがあることを感じることができるようになるのです。
マインドフルネスのやり方！4つの方法
☑︎月のポーズ
- 椅子に浅めに腰を掛けます。背すじを伸ばし、足裏をピッタリと床につけましょう。
- 吸う息で、右手を天井に伸ばします。左手は「腰の当たり」か「椅子の座面」に置き、吐く息で身体を左に傾けてください。傾きは、わずかでも構いません。
- そこで少しキープして、のんびりと呼吸を繰り返しながら「身体の伸び」を丁寧に感じ取ります。（約30秒）
- ゆっくりと上体を起こして腕を下げます。身体の余韻を感じてみましょう。
- 逆も同じように行います。
☑︎ねこのポーズ
- 椅子に浅めに腰を掛けます。背すじを伸ばし、足裏をピッタリと床につけましょう。
- 胸の前で指を組みます。一息吸って、吐きながらその腕を前へ伸ばし、背中を丸くしておへそを覗き込んでいきましょう。
- そこで少しキープして、のんびりと呼吸を繰り返します。呼吸によって「背中が膨らんだり」「しぼんだり」する感覚を感じ取りましょう。（約30秒）
- 最後に一つ息を吐いたら、吸う息で上体を起こし手は楽な位置へ置きます。身体の余韻を感じてみましょう。
☑︎つるのポーズ
- 椅子に浅めに腰を掛けます。背すじを伸ばし、足裏をピッタリと床につけましょう。
- 背中の後ろで指を組みます。一息吸って、吐きながら手の甲を斜め下へ伸ばしましょう。目線を少し持ち上げて、肩と肩を寄せ合い胸を開きます。
- そこで少しキープして、のんびりと呼吸を繰り返します。呼吸によって「胸が広がったり」「緩んだり」する感覚を感じ取りましょう。（約30秒）
- 最後にもう一つ息を吸い、吐く息で手をほどいて楽な位置へ置きます。身体をリラックスさせて、余韻を感じてみましょう。
☑︎ねじりのポーズ
- 椅子に浅めに腰を掛けます。背すじを伸ばし、足裏をピッタリと床につけましょう。
- 右脚を左脚の上に乗せます。左手は右ももの上に置き、右手は椅子の「座面」か「背もたれ」に置きましょう。
- 息を吸いながら背すじを伸ばし、吐きながら身体を右にねじります。
- そこで少しキープして、のんびりと呼吸を繰り返します。身体の内側からわき起こる感覚を受け取っていきましょう。（約30秒）
- 逆も同じように行います。
参考:マインドフルネスサロン MELON
マインドフルネスヨガに適した環境
ヨガセッションに従事する際、特にマインドフルネスの練習をする際に重要な考慮事項です。
マインドフルネスヨガのセッションを行うのに適した場所を見つけるのは、考慮すべき要素がいくつかあるため、大変なことです。
理想的な場所は、静寂と平和の感覚を伝え、リラクゼーションの気持ちを促進するものでなければなりません。
自然光や温度、繊細な音の風景も慎重に選択し、個人のニーズに合わせる必要があります。
練習するための安らぎの場所を見つけることもまた、難しいことです。
環境や現実的な制約により、人里離れた場所を見つけられない場合は、いつもの空間を平和な環境に変えることができます。
エッセンシャルオイルやキャンドル、アート作品、ソフトな音楽などを使って、心を落ち着かせる空間を作るよう、少し気を使ってみてください。
そうすることで静けさが増し、忙しさの中で自分自身と向き合い、内なる平和を取り戻すための安全で支えになる空間が生まれます。
マインドフルネスヨガの注意点
ヨガにおけるマインドフルネスの実践は、自己変革を助ける直感的で強力なツールとなりますが、マインドフルネスヨガは、資格を持ったインストラクターの指導のもと、慎重に実践する必要があります。
事前に資格や経験を確認し、有資格者が指導していることを確認することは、安全で快適な体験のための重要なステップとなります。
第一に、身体の状態に注意を払い、練習中に生じるかもしれない不快感や痛みに気づくことです。
身体の声に耳を傾け、不快な場合はすぐに中止することが大切です。最後に、呼吸を整え、今この瞬間に集中することです。
また、呼吸に意識を集中させることで、マインドフルな練習ができます。
マインドフルなヨガの練習は、生理学的、心理学的に多くの恩恵をもたらしますが、安全で楽しい経験をするために、上記のガイドラインの注意を心に留めておく必要があります。
マインドフルネスヨガを簡単にはじめる方法
マインドフルネスヨガを手っ取り早く、かつ低いハードルで簡単にはじめる方法。
結論からお伝えすると…『オンラインヨガなどネットサービスを利用する』ということです。
それではその理由について、簡単に説明していきます。
『オンラインヨガだとはじめやすい理由』
いざ、興味をもったマインドフルネスヨガですが、オンラインヨガだとはじめるのが非常に簡単になっております。
なぜならオンラインヨガは…
無料体験や、Youtubeなどで無料でお試しができて、道具がほとんど必要ないというところ。
オンラインヨガは体験のシステムが充実しているのです。
後述もしますが例えば、1ヶ月100円で無料体験ができたり2週間無料体験などがあったり、かなりはじめる際の敷居が低いです！
しかも道具などがほとんど必要ない。
はじめようと思えば今日からはじめれるということも可能です。
『ヨガ自体の効果』
生活習慣病や、健康に繋がる素晴らしすぎるエクササイズがヨガです。
具体的にいうと、このような有益性があるようです。
- ストレス管理に繋がる
- 精神的健康の改善
- 食・活動習慣の向上
- 睡眠の質の向上
（※厚生労働省の公式的な情報でも、アメリカ医療や研究結果として一部記載がある）
参考文献：https://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c02/13.html
挙げればキリがないですが、ヨガには有益な効果ばかりです。
オンラインヨガのおすすめ5つのポイント
オンラインヨガのおすすめしたい5つのポイントがあります。
簡単にご紹介していきたいと思います。
①時間の有効活用ができる
オンラインヨガはご自宅で好きな時間と場所でレッスンを受けれる。
忙しくて時間を作るのがなかなか難しくても時間を有効活用してヨガを行うことができます。
②気軽に始めることができる
スタジオに行かなくてもいいので気軽にやりたいタイミングででき、オンラインは効率的。
時間の幅も広く、早朝や仕事後の夜などスケジュール調整も簡単！
③実店舗よりリーズナブル
実店舗よりも価格が安いパターンが多く経済的でスマートです。
例えば、オンラインヨガ利用数1位のSOELU(ソエル)の場合、はじめの2ヶ月は100円で月額は最安値で3,278円程度の金額で利用することができます。
あわせて読みたい→ソエルはいまいち？口コミとメリット・デメリットを徹底解説【オンラインヨガ】
ソエルはいまいち？口コミとメリット・デメリットを徹底解説【オンラインヨガ】オンラインヨガサービスの中でも会員数が圧倒的に多く、大人気のSOELU（ソエル）。 入会を検討している方も多いのではないでし[…]
④周りの目を気にしなくていい
初心者の方や人によっては周囲の目が気になったり…オンラインヨガなら周りは気になりません。
実店舗の対面と比べると、カメラをオフにできたり相手から見えづらいのもあり格好や見た目の準備も最低限でもできるのも魅力です。
⑤自分のペースで自由にできる
なによりも、場所も時間も全てにおいて自分のペースで決めれるので自由性があります。
あわせて読みたい→【一覧】ヨガの種類が多すぎて悩むあなたに目的別でシンプルに解説！
種類一覧！ヨガの種類が多すぎて悩むあなたに目的別でシンプルに解説『ヨガの種類はたくさんあるし、名前もちんぷんかんぷんでよくわからない…』 ヨガをはじめたいけど、いったいぜんたいどのヨガがいいんだろう？ […]
