断捨離でこの服どうする？と悩んだ時に問いたい質問と選択肢
「断捨離でこの服はどうしよう？」と悩んでしまうことは必ずあるでしょう。
そんな時、選択肢を決めるのに重要なのは、基準や自分に対する問いです。
本記事では、服を整理する際に問いかけたい質問や基準と、処分する際の選択肢を解説していきます。
筆者は、約10年間アパレル業界で仕事をしていましたが、考えが大きく代わりミニマリストになった実際の経験から、服の断捨離について思慮深く解説します。
断捨離でこの服どうする？と悩んだ時の質問
出典:Pexels
「断捨離でこの服どうする？」と悩んだ時、服を処分する際に考慮すべき基準や質問はさまざまです。
本項では、服を整理する際の基準となるポイントと質問について解説していきます。
- その服は何年着てないですか？
- その服に不良等はないですか？
- その服のサイズは合っている？
- その服は他の服と重複してる？
- その服の思い出に囚われてる？
その服は何年着てないですか？
長期間着用していない服は、今後も着る可能性が低い傾向があります。
例えば、1年や2年以上着ていない服であれば、その服が現在のライフスタイルや自分のスタイルにマッチしているかどうかは疑問でしょう。
着ていない期間が長ければ長いほど、その服が未来でも活用される可能性は低くなるといえるはずです。
また、着ていない期間が長いということは、その服が自分の好みに合っていなかったり、普遍的な価値のない扱いずらい服の可能性も高いでしょう。
そのため、「その服は何年着てないのか？」という質問を通じて、服の使用頻度や必要性を客観的に見極めることができるというわけです。
着用頻度が低く、長期間着用していない服は、断捨離の対象として検討するといいでしょう。
その服に不良等はないですか？
服に不良や損傷がある場合、修復が難しい場合や見た目が損なわれている場合は、その服を処分することが適切です。
例えば、服に穴や破れ、ほつれ、色あせ、シミ、または縮みなどの不良がある場合、修復が難しいか修復するにしても逆にコストがかかる可能性があります。
こういった不良のある服や、何を施しても解決できない場合、その服を保管する価値も低くなるでしょう。
また、不良や損傷がある服を着用することで、見た目や印象が損なわれる可能性もあります。
したがって、「その服に不良等はないですか？」という質問を通じて、服の状態や品質を再確認し、必要かどうかを判断することも重要です。
不良や損傷がある場合は、処分することでスペースを確保し、より良い状態の服に置き換えることができます。
その服のサイズは合っている？
サイズが合っていない服も、着用する機会が減り、断捨離の対象として検討する必要があります。
例えば、服が小さすぎる場合、着用するときつく感じたり、動きづらかったりする可能性があるでしょう。逆に、服が大きすぎる場合、体のラインがすっきりせず、だらしなくなる場合もあります。
そのため、サイズが合っていない服は、将来的に着用する機会が少ないと考えられるでしょう。
サイズが合っていない服を保管するよりも、適切なサイズの服を大事にすることの方が有益です。
したがって、「その服のサイズは合っている？」という質問を通じて、服の着用感や見た目に影響を与える要素を確認し、サイズが合っていない場合は断捨離の対象として検討することが重要です。
その服は他の服と重複してる？
重複してるアイテムは、管理や整理の邪魔になるだけでなく、経済的にも無駄遣いをしている可能性もあります。
例えば、同じ色やデザインのTシャツやジーンズが複数ある場合、その中で最も着用頻度の高いものを残すといいでしょう。
このように重複した服を処分することで、スペースを確保でき、浪費も見直せます。
季節ごとに必要なアイテムが重複している場合は、必要なものだけを残して不要なものを処分することで、整理された状態の維持につながります。
したがって、「その服は他の服と重複していないか？」という質問を通じて、服の重複や無駄を認識し、必要以上に重複している服を処分することで、スペースの効率的な利用や整理整頓がでるでしょう。
その服の思い出に囚われてる？
感情的なつながりだけで服を保管することは、いつまでも処分できず物が溜まっていく可能性があります。
例えば、特別なイベントや、プレゼントなど思い出のある服は、その時の記憶や感情と強く結びついています。
しかし、その服が現在のライフスタイルや好みと合わない場合、感情的なつながりや思い出だけで保管する必要はありません。
感情的なつながりだけで服を保管すると、物が溜まりスペースがなくなり、整理の難しくなります。
そういう場合は、写真などに残すことで思い出を記録することができ、物としては手放すことがおすすめです。
そのため、「その服の思い出に囚われていないか？」という質問を通じて、服を再評価し、将来的に着用する機会があるかどうかを考慮して判断する必要もあります。
あわせて読みたい→服の断捨離をするなら基準をもつべき！何を残すべきなのかを解説
服の断捨離をするなら基準をもつべき！何を残すべきなのかを解説断捨離をはじめようとしたけど、何を捨てて何を残すべきか悩んでしまうことはよくあることです。 何を手放すべきかを見極めるためには、明確な基準をもつと円滑に断捨離[…]
あわせて読みたい→服の断捨離をしたいけど選別や決断ができない！解決のヒントとは
服の断捨離をしたいけど選別や決断ができない！解決のヒントとは「服の断捨離をしたいけれども、選別や決断ができない！」これは、多くの人が直面する共通の問題です。 服を手放すことは、感情や思い出と密接に結びついているため、簡[…]
断捨離でこの服どうする？と悩んだ時の処分の選択肢
出典:Pexels
断捨離や衣類の整理は生活にゆとりを生むのにつながる重要な行動ですが、どの方法を選ぶかは状況によって異なります。
本項では、断捨離でこの服どうするか悩んだ際に、知っておきたい処分の選択肢について解説していきます。
- 「売って」処分する
- 「捨てて」処分する
- 「寄付で」処分する
- 「譲って」処分する
- 「再利用」処分する
- 「商売で」処分する
「売って」処分する
「売って」処分する主な手段は、不要な服をメルカリなどのフリマアプリで販売したり、リサイクルショップで買取してもらうことです。
メルカリやフリマアプリでは、自分で商品を登録し、写真や説明を追加して、納得した金額で販売できます。
買取店では、一度にまとめて多くの量も持ち込んだり、宅配して査定してもらえます。
どちらも手軽で効率的に、処分しつつお金にもなる方法といえるでしょう。
服を売ることで、スペースを解放しつつ収益を得ることができ、特に宅配買取は手間が少なく、多くの量を売って処分できるためおすすめです。
さらに、不要な服が他の人に再利用されることで、循環的でエコな消費や社会貢献にもなります。
あわせて読みたい→服の断捨離をしたいけどリサイクルショップにいく時間がない時の対策
＼コメ兵は買取業界1位の会社でおすすめ／
（※2024年版四季報記載情報）
PR
「捨てて」処分する
「捨てて」処分する手段は、指定の捨て方で不要な服を捨てることなどです。
捨てる方法としては、ゴミ袋に詰めて一般ゴミとして捨てたり、自治体が提供するリサイクルセンターや処理場に持ち込んだりする方法があります。
このようにして捨てるメリットとしては、最も手間がかからず迅速に処分できることが挙げられます。
また、売るほど価値がないと判断される服や、着用に支障がある損傷がある服などは、他の人にとっても価値のないアイテムは処分する際に適しているでしょう。
ただし、環境という面においては、できるだけリサイクルや再利用の手段を検討することが望ましいともいえます。
あわせて読みたい→断捨離で捨てる服の選び方と捨て方を解説！そのポイントとは
「寄付で」処分する
「寄付で」処分する手段は、その名の通り不要な服を必要としている人へ寄付することです。
寄付先としては、NPO法人や自治体が運営する寄付窓口、チャリティイベントなどがあります。
寄付するメリットは、不要な服を必要としている人々に無償で直接的に役立てることができる点です。
また、地域社会への貢献や、環境への負荷を減らすことにもつながります。
服が必要とされている人々に直接寄付することで、社会貢献の意識も高まり、生活困窮者や災害被災者など、支援を必要としている人々の生活を支えることができるのです。
「譲って」処分する
「譲って」処分する手段は、不要な服を必要としている友人や知人に譲ることなどです。
服を譲る際は、身近な人々や親しい関係者に声をかけるといいでしょう。
譲るメリットは、不要な服が必要としている人に直接渡すことができ、近しい相手の役に立てることです。
その服に対する価値観や、必要とするタイミングは、それぞれのライフスタイルや人生の段階によって異なるため、必要とする人は意外にも多いのです。
また、譲ることで服の廃棄を避け、リサイクルや再利用の循環も促進することができます。
不要な服が友人や知人にとって有用であれば、服の価値が最大限に引き出され、捨てることなく新たな所有者の元で活用されることになります。
「再利用」処分する
「再利用」での処分は、不要な服を布地として再利用したり、リメイクやDIYに活用する方法などがあります。
服の生地を再利用する際は、古着や古い布地をリメイクして新しいアイテムを作ることができます。
服を解体して布地として利用したり、古い服を切り取ってバッグや小物を作ったりすることなどもできるでしょう。
このように再利用するメリットは、不要な服が廃棄されずに無駄なく有効活用されることです。
また、自分でリメイクやDIYをすることで、自己表現や創造性を発揮できたり、楽しさを見出すきっかけにもなります。
不要な服を再利用することで、新たな価値を見出し、持続可能な消費サイクルにつながるでしょう。
「商売で」処分する
「商売で」処分する手段は、不要な服をフリーマーケットや古着のイベントなどで販売することなどです。
自分の不要な服を集めて、ブースを出店して販売することで、処理しながら収益を得ることができます。
これにより、不要な服を手放すだけでなく、収益を得ることができると同時に楽しい経験もできるというわけです。
フリーマーケットや古着のイベントなどでは、来場者が訪れるため、コミュニケーションを取りながら不要な服を放出することができます。
不要な服を販売することで服が再利用され、新たな所有者の元で活躍する機会が生まれ、ウィンウィンな選択肢となるでしょう。
あわせて読みたい→服を大量に断捨離するならどこに売るべき？そのポイントとは
服を大量に断捨離するならどこに売るべき？そのポイントとはクローゼットが溢れかえり、使われていない服に困っているなら、服を大量に断捨離することで快適さに気づけるかもしれません。 しかしその際、大量の服をどう処理すればいい[…]
あわせて読みたい→服を断捨離する際のあらゆる処分方法を紹介！その選び方も解説
服を断捨離する際のあらゆる処分方法を紹介！その選び方も解説服を断捨離する際、どのように処分するか迷っていませんか？また、どのような方法があるのか疑問を抱いていませんか？ 服を断捨離する際に適切な処分方法を選ぶことは重要[…]
